とある "Down-Shifter" の日常

そのとき考えます(笑)

40代で専門学生になる⑭ 「嫌な出来事」もある

 今回で⑭回目になる『40代で専門学生になる』ですが、このテーマもそろそろ終わろうと思っています(個人的目標は30回)。読み返してみると、わりと必死だった自分を回顧することもできて僕自身にとって有益です。初心表明というより現状に続く初心行動の記録だなぁと(しみじみ)。

わたしは、ダニエル・ブレイク』(I, Daniel Blake),2016.英

 とはいえ、美しい言葉だけで過去をまとめあげるのもなんだか腑に落ちない。特に僕のような年齢でこれから新しいこと(就職、進学等)を「集団の中に入って」始めようとする方も少なからずいると想定すれば、40代で専門学生になったからこそ経験した「嫌な出来事」も書いておいたほうが良いと思います。

 

1.嫌な出来事(であろう出来事)の事例

(1)なぜか上級生(2年生)の学生がやたらと先輩面してくる。

(2)置いていた用具を邪魔だとゴミのように投げられる。

(3)お前がやれと実習後のモップ掃除を任される。

(4)当時話題だった小室圭さんについての批判を延々と述べられる。

 

2.分析

(1)先輩面と命令口調について。

 学校教育で養ったタテ社会の延長線上に位置する問題です。つまり日本の教育環境および多くの職場で制度化されている専制君主的・上意下達という非民主的な構造が、高校を卒業して間もない人間にも、既にシステマティックにプログラミングされてしまっている。当人にとっては、先にこの場に足を踏み入れた私はあなたより、少なくともこの空間においては、全てにおいて「上級」なのよという狭小な価値観に基づく錯覚がなせる業です。

 

(2)置いていた用具をゴミのように投げられることについて。

 この事例でもモノを投げた人間は上級生です。だから(1)と似通った構造が基盤として存在している。ただ、この場合は「僕が所有しているモノ」を邪険に、しかし素知らぬ顔で、何事もないかのように投げる訳ですから、ある程度の意思・意図が働いている。じゃあその意図とは何かと問えば、他者である(僕)は、私(彼女)にとっては異質な存在なのよ。だけど同じ人間であることはわかるわ(笑)。だとすれば感情ぐらいあるだろうから、モノを投げれば私があなたを嫌悪し排除したいという気持ちぐらいは理解できるでしょ?というものです。1000000000歩譲ったうえでの救いとしては、彼女が僕を感情のある人間と認識していたことに可能性を見出せることです。加えて言えば、投げられたモノは彼女の感情(事情)であり、僕が投げられた訳ではありません。よってこの出来事は「劇団彼女ひとり」です。

 

(3)お前がやれと実習後のモップ掃除を任される。

 これも「先輩(笑)」からの指示です。つっけんどんにバシッと言葉も無く、顔を見ることなくモップを渡される。ただ、これについては僕自身にも責任があります。なぜかというと、僕には時間が必要だったので主体的に掃き掃除・モップ掛けを多くの場合は誰よりも早くやっていたからです。1年間やり通したと言ってもいい。早く終われば早く帰られる。そういう日常を見ていた挙句、汚い仕事は「あなたの役目」と役割を勝手に固定させていたように思います。

 

(4)当時話題だった小室圭さんについて延々と批判を述べられること。

 いや、僕にも君にも関係ないやん(笑)。税金の問題はあるのかもしれませんが、個人としての小室さんを週刊誌程度の情報だけを鵜呑みにして憎悪の対象とするのは人権上の問題としてどうなんでしょうね。情報に操作されているだけの悲しい出来事です。しかもそれがなんでわざわざ僕に向かってくるのか(笑)。まぁ、こういった「どうにもならないこと」に対して感情を左右されるのはエネルギーの無駄遣い。そこをきっちり意識したうえで健全な境界線を引いて受け入れればいい。聞いてあげましょう。

 

3.結論

特筆すべき問題など存在しない。

絶対に大丈夫!

 となります。僕が「絶対」という言葉を用いることはあまりないですが、これは「絶対」です。そもそも子ども相手ですから。登場した人たちの先行きは不安ですが、真面目な生徒も多くいます。

恋人までの距離』(原題: Before Sunrise),1995,米

※余談ですが、大学ならこんなしょーもない問題はもっと少なく、相談相手も多いと思います。

 

じゃ、また。